しょげ

 メアリー・シェリー『フランケンシュタイン - または現代のプロメテウス』という小説を読む演習があって、その感想を提出しないといけなかったわけですが、全員のそのペラが印刷されて全員に読まれるという状況を前にして、とりあえず居候中の嫁(予定)に読んでもらいました。
 詳細は控えますが、けちょんけちょんにけなされて凹んでます。
 素朴に思ったことを書けって言われたから書いたまでだい! ヘン!

 ついでだからここに書いておきますが、英文科に入るにあたって立てた目標というのがいくつかあって、そのうちの一つは「わかってないことをわかったように書かない」です。正反対の「いかにわかったように書くか」というのが文学だという立場があることも承知してますが、こちとら文学を生業とする身分ではないので、そういう考え方は取りません。実際に感じたことを言葉にする、というのは文学部にいる以上当たり前のことではあるはずですが。ふだんムズカシイことや高尚なことを考えて生きているわけでもない以上、それらしいことを書けないのは当然です。むしろ、本当に自分の中から出てくる感情を、それが読んでいるテクストとどのように関連するのか考えつつででも書いていけりゃあいいわな、と思ってます。
 関連してもう一つの目標。「恥をさらせ」です。まあ馬鹿げた言い方でもあるし、これを目標として掲げなければいけないレベルに僕がとどまっているというのも情けないことですが、しょうがありません。それが事実です。知らんものは知らんし、わからないものはわからない。馬鹿げてると思えば、馬鹿げてると口にする。周りを気にしてどうするんだ!

 これ読んで「うわあついて行けない」って思う人いるんだろうなあ…。どう思いますかりゅうのすけ君。